ジェミックス

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一応、八手館長にイミリアーナの分の閲覧許可をもらわないといけないからね

「イミリアーナさん、都会に来た田舎者みたいにキラキラ目を輝かせていないでいきますよ?」「ま、待ってください

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草子さん」 図書館の扉を開き、そのままカウンターへ

「こんにちは

能因草子ですが、八手館長はいらっしゃいますか?」「八手館長ですか? 最近はほとんど新しい方の魔界中央図書館に入り浸っていますよ?」 ……あれ? こっちにいるかと思ったら違ったか

「おっ、草子殿ではないか……と、そちらのダークエルフの方は?」「お久しぶりです、ヴァルルス様

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イミリアーナ様、こちら魔王領エーイーリーを担当する魔王軍幹部のヴァルルス=ルナジェルマ様です

ヴァルルス様、こちらは文学者のイミリアーナ=ノー・マル・シア様です

本日はイミリアーナ様の魔界中央図書館の使用許可をいただきつつ、書籍の追加を致したく参りました」「なるほど……イミリアーナ様は、物語をお探しにきたということか? 分かった

イミリアーナ様についてもこの図書館を使用許可を出そう」「ありがとうございます」 まあ、八手かヴァルルスかどっちかにゴーサインを出してもらえたら良かったから、結果オーライかな?「ところで、随分と職員が忙しそうですね」「ああ、草子殿に教えてもらった図書分類法があっただろう? あれが利用者に人気でな……こちらの本館? 本館なのか? 向こうの方が充実している気がするが……にも適応することになったそうで、ここ連日は入れ替え作業とシール貼りを行っているのだ」「もしかして、Nippon Decimal Classificationという分類法ですか?」 あれ? イミリアーナも知っていたんだ……

「翔琉先生が購入した資料を分類別に分けているのを見て気になって聞いてみたことがありまして

その時の分類法と酷似していたので」「いや、流石は有名漫画家さんともなると違うね

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……って、普通はそんなことしないか

あの人マメだな」「ん? その漫画というのはなんだ?」 あっ、そういえばこの世界には存在しないんだっけ? エリシェラ学園の関係者では既に知らない人がいないというところまで来て、首都ファルオンドの貴族とサイフィドルの町の庶民を中心に少しずつ広がりを見せているけどな

「漫画の定義は視覚情報を絵として提示する、絵は話の展開を動的に描写し、情報の本質部分を占める……って言っても伝わらないか

直接見せますんで、少々お待ちください」 スマホアプリを立ち上げ、電子書籍のページを動かしていく

 ……ってか、二人ともスマホの中を覗き込み過ぎ